不登校の段階について

こちらのページでは、不登校の生徒を、どの不登校段階にいるか、を把握するためのページです。

不登校の5段階について

不登校の段階は全部で5段階あります。それぞれを説明していきます。どれに当てはまるかのチェック項目も添えていますので、どの段階なのか、ご判断ください。

前兆期

ストレス負荷がかかっているため、元気が無く、表情が暗くなります。趣味の時間に没頭するようになり、口数も減ります。宿題を出せなくなったり、集中力が続かなくなります。まだ休んだりしていないものの、提出物や日々の雑務を忘れたりするようになります。

初期(不安定、混乱)

朝起きれなくなったり、遅刻が増えたり、休むことが多くなります。学校に行かなければと、登校に意欲はある程度あるものの、あまり学校には行くことができません。ゲームやTwitterをやめられなくなる等、趣味をし過ぎて夜眠ることができず、朝起きることが難しくなります。ゲーム依存うやスマホ依存ではないか、と疑われるのもこの時期からです。頭痛や腹痛の身体症状や食欲減退などの症状がでることもあります。ストレスから日常生活がままならない場合もあります。

〇初期段階のチェックリスト
・頭痛、発熱、腹痛などの身体症状がある

 

中期(こう着、安定)

日常的な生活が安定し始める時期です。回復しているように見えるのですが、大きなストレスから離れて安定しているだけなので、学校に戻れることはありません。趣味や遊びを通じて人と関わるようになったり、お手伝いを無理なくしてくれる子もいます。新しい遊びを始めたり、活動的になってきます。

〇中期段階のチェックリスト

後期(回復、試行)

将来に向けて、学習を始めたり、運動、アルバイトをしたりします。本人は学校復帰や進学、社会復帰に取り組んでいますが、不登校になるときの課題(メンタルや人間関係など)に苦しんだり、課題に取り組んだりします。特に浮き沈みが激しいのですが、本人にちゃんと力がつくように手を出し過ぎないことが大事です。

〇後期段階のチェックリスト

復帰期

学校復帰や進学により、社会復帰する時期です。本人の行動に安定感が出て、ご家族もあまりハラハラせずに見ていられます。本人の困りごとが、一般的な悩み事だけになり、それに対してもたくましく取り組んでくれている状態です。

参考文献:『タイプ別・段階別 続 上手な登校刺激の与え方』2006年3月小澤 美代子 (著)
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