ステップのサービス内容の正体 社内ブログ

おはようございます。
社内ブログを書きたくなったので、作ります。

原の想いを伝えられたら幸いです。スタッフの皆様に読んでほしいブログです。
不定期です。なかなか一人一人にお伝えすることができませんので、勝手に送りつける方式です。
※公開の許可をいただいていない内容も含まれますので、社外秘でお願いします。

(本文)

最近、”不登校支援サービス”って何だろうと思います。
・社会復帰、学校復帰すること?
・勉強させること?
・本人を回復させること?
など考えました。

でも、違うんですよね。しっくりこない。

なので、
①母親(ステップの主なお客様)
②子ども(ステップのサービス対象者)
の二つに分けました。

※今回の話は、社会的な側面からアプローチしています。
※なので、ここでは男尊女子とか、女性の社会的進出等に配慮せず、一番多いスタイルの生活様式について考えています。

先に結論

結論は、「母親が本来やるべき内容以外は、代行するサービス」です。

①母親(ステップの主なお客様)にとっての不登校支援サービスとは??

高度経済成長期以降、お母さんにとっての「子育て」とは、
・「担当業務」
・「責任」
・「親戚の期待」
・「養育義務、安全義務」
の事を指しています。
(父親などの担当外の家族にとって「子育て」は、「未知のものを育てる」ことです。)

だから、学校と学童保育と学習塾は、その多くを肩代わりしてきました。

・「担当業務」→勉強、しつけ、文化を教えるという担当をする。
・「責任」→学校等に居る間は、学校の責任。
・「親戚の期待」→キャリア形成するために成績を上げる役割。
・「養育義務、安全義務」→学校等に居る間は、衣食住と安全を提供。

そのため、学校の時間は、母親の役割を担当していないのです。

主に平日の8:00~17:00くらいですね。
主婦として家事をしたり、社会人として勤務したり、しています。
その時間に、一人の時間を確保している方も多いと思います。(休日に母親の役割や、家事をしているから休養できないためです。)

学校の時間の(主に女性の)役割
・主婦(家事、人間関係、等)
・社会人(家計収入、人間関係、キャリア形成、等)
・一人の休養(疲労回復、趣味、等)

子どもが学校に行っている間に、たくさんの役割をしていることが分かります。

↓↓↓
で、子どもが不登校になると、一気にこの役割が母親に戻ってきます。
戻ってくると言っても、やり方を教わったことも、担当したことも無い役割です。
未体験の仕事が大量に降ってくるのです。

だから、学校の時間にやっていた役割、主婦、社会人、休養に支障が出ます。

単に時間が無くなるためです。
簡単な例だと、子どもの不登校の相談で仕事の時間が減る、ママ友と電話する時間が減るなどです。

ここで強調しておきたいことは、現代の母親の皆さんは、その役割を未体験である、という事です。
子育てのやり方は、みんな試行錯誤しながら~とか言う方がいらっしゃいますが、それは基本的にノウハウがある程度あって、そこから試行錯誤する、という前提です。

私よりも2世代前は、子育ての主な担当は祖父母だったそうです。
自分の子は、子育てを教わり、練習し、孫の代で親と協力しながらの子育てをします。
ノウハウの伝達の仕組みですね。
もちろん、現代でも同居すれば解決するという話ではありません。

未体験で本番なのがまずいのです。
しかもワンオペ子育ての方も多いです。
・愛情の伝え方
・家事の効率的なやり方
・教育のやり方
何もかも未体験で本番です。

不登校支援サービスは、役割の代行サービス

そうなると、未体験の大量の担当が増えると、その肩代わりをしてくれる機関を探します。ノウハウがあるところです。
それが、不登校支援サービス、です。

だから、
・「学校復帰、社会復帰を目指す」は、「元の生活に戻す」というサービス内容です。
・「親業と不登校のノウハウを伝える」は、「未知の役割を、未経験の母親でもできるようにする」というサービス内容です。
・「勉強を教える」、「高校卒業のサポート」は、「その子のキャリアを形成する」というサービス内容です。
・「メンタルを回復させる」は、「軽度のうつ状態である不登校初期の状態から脱するために、カウンセリングと環境コーディネートする」というサービス内容です。

全て、母親に降ってきてしまった未知の業務を、代行するサービス内容です。

ここで、”母親が自身でやるべき役割は何なのか?”を定義します。

レベル分けしていないですが、箇条書きにします。

1.子どもに愛情を伝える役割
→子ども自身が「愛されている」と感じることができる。

2.子どもに安心感を与える役割
→家の中が安全基地になっていて、「避難でできる場所があるから、挑戦できる」という仕組みができる。

3.子どものストレス原因にならないように振る舞う役割
→親と関わってストレスになっている状態では、社会的な悩みから、親子関係の悩みに引き戻されるので、進まない。

この3つですね。
賛否両論あると思いますが、サービスで代行できない部分は、この3つです。

他の部分はやり様があるのですが、この3つは代行できません。
(やり様も無いことは無いのですが、あくまで応急的な代替措置です。)

具体的な行動内容は何か?

この役割をするために、必要な行動は以下の3つです。

1.愛情を伝える方法を練習して実行する
→おすすめは、デート、ギュー、一緒に遊ぶ、の3つです。
「あなたのことを愛している」と明言するのもOKです。

2.子ども扱いせずに話を聞く
→本人を1人の人間として話し合う、というスタンスが大事です。
なので、傾聴(あいづち、オープンQ、クローズドQ)、勝負無し法を使います。

3.母親自身のメンタルを安定させる
→時間的な余裕、アンガーマネジメントやストレス環境を整えると安定します。

一般的な不登校支援の考え方は合っている。

こう考えると、一般の不登校支援の考え方と一致すると思いますね。
「本人に任せましょう」、とか、「本人が気づくのを待ちましょう」とか言ってしまうタイプの不登校支援のことです。

愛着性障害(回避性・境界性パーソナリティ障害)が、愛情の伝達不足で出てくるためです。

社会復帰までに平均3年かかるものです。
この考え方では、不登校支援が長引いてしまうということです。

だから、ステップでは、上記と、その他の内、このあたりをこうします。
伝えにくいので画像で貼ります。↓

 

②子ども(ステップのサービス対象者)

長くなったので、子どもについては、また今度にします。

お疲れ様です。