子育てに参加してきていないお父さんのまず行うことは、本人を不登校からなんとかするために、怒る事ではありません。
まだ、血のつながっている同居人なのです。
これは私の親族の話なのですが、
義理の弟に、余っていたマンガを大量にあげたら、私と対話できるようになったことがあります。
家族のほとんどとまともに対話しようとしなかった義理の弟ですが、マンガを大量にくれる人には心を開いたようでした。
以前の生徒の話ですが、お父さんが毎週中古のソフトを買ってくるようにしてもらいました。
このソフト面白いよ、とPS4のソフトを一本、買ってきてもらうのです。
それを一緒にやりながら、会話するわけです。
殺したいと言っていたお父さんのことを大好きになりました。
大事なのは、怒って言うことをきかせることではなく、父親の言葉が本人に響くほど、人間関係を作ることです。
そうすれば、本人がお父さんの言葉に納得し、自分で判断して正しい道に進みます。
頑張ってください。
ステップでは、お父さんの役割は、基本的に遊び相手をお願いしています。ケースバイケースですが、遊びを教える人としていてくださると、うまくいくことが多いです。