NPO STEP / OKAYAMA

爪とまつげは、
長ければ長いだけ良い。

盛れていない日は全部のやる気がなくなる。そんなギャル専用の不登校支援です。やる側もギャルです。ギャルの生き方で、より良いギャル人生になりましょう。

↓ スクロール

WHAT WE DO / やること

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01 / 11

メイクレッスン

目が盛れない、ビジュが悪い、なえる、行きたくない、外に出たくない。この流れを止めるためのレッスンです。

「そんなにしなくてもかわいいよ」とは言いません。やりたいところまでやります。

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アイプチの
上手なつけ方

目ヂカラ爆上げ!盛れる二重幅を一緒に研究!貼る位置、食い込ませ方、取れにくい付け方。

学校でできない分、ここで。

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ヘアメイク

巻き方、分け方、まとめ方。アイロンの温度と当てる角度。

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くずれない
前髪の作り方

ちゃりこいで崩れてる。雨で崩れる。梅雨の時期にアイロンで直したいのに、学校にアイロンも持っていけない。崩れる条件は決まっているので、条件ごとに手を打ちます。

持っていかなくても持つ作り方から。

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ネイル

爪が長くできない場所の外で、長くしていいです。色も自由。うまく塗れた日は、そのあとずっと機嫌がいいです。

やり方を覚えて帰れば、家でも続けられます。

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着やせコーデ

着やせして見える組み合わせ、韓国寄り、靴で全部変わる話。スカートの丈を測られない場所で、着たい丈を着てください。

持ってる服を写真で見せてもらって、その中から組むのもあり。

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肌タイプ別
スキンケア

乾燥肌、脂性肌、混合肌。自分がどれかを知らないまま塗ると、どれだけ丁寧にやっても崩れます。洗顔と保湿の順番、季節での切り替え方。

土台が変わると、同じコスメでも持ちが変わります。

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コスメの選び方

合う色の見つけ方、プチプラとデパコスの使い分け、店頭での試し方。買って合わなかったものが増えているなら、その原因のほうを先に見ます。

持ってるもの全部持ってきて、仕分けから始める人が多いです。

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ダイエット

ダイエットの話は、それ自体が共通の話題です。何を試したか、何が続かなかったか、誰の情報が当てにならなかったか。ここで一番盛り上がる話のひとつです。

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買い物

教室を出て、コスメカウンターやショップへ。行き先は本人が決めます。見て、しゃべって、帰ってくるだけの日もあります。

どこまで行くか、お金のことは、その都度相談して決めます。

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ビジュの良い映り方

光の当て方、角度、背景。同じ顔でも撮り方で別物になります。加工をどこまでやるか、どこから不自然になるかの線も一緒に見ます。

こちらから撮影をお願いすることはありません。

RULES

ここのルール

  1. ギャルマインド前提この支援を担当するスタッフもギャルです。否定はしません。求められていないアドバイスもしません。
  2. その日の自分のための盛り具合で。盛って来るのも、すっぴんも自由です。誰かに合わせなくて大丈夫。
  3. 真面目な話をしなくていいその日にやりたいことをやったり、話したりしましょう。

ここから先は、保護者様向けご案内

「楽しそうだけど、
うちの子は行くだろうか」

保護者様向けご案内

ここから先は、保護者の方に向けて書いています。

読みたいところだけ開いてください。全部お読みいただく必要はありません。

いま、こんな状態ではないでしょうか
  • 学校には行かないのに、メイクの動画は何時間も見ている。
  • 前髪がうまくいかない日は、そこから一日中、何も手につかない。
  • 「行っても楽しくないし」と言う。
  • でも出かける日は、時間をかけて支度をして、ちゃんと出ていく。
  • 部屋にコスメが増えていく。お金の使い方が気になる。

見た目にばかりこだわって、と思われるかもしれません。ただ、そこがいちばんの手がかりです。

盛るのは、モテるためではありません

25年にわたって当事者への聞き取りを続けてきた研究があります(久保友香『「盛り」の誕生』太田出版)。「なぜそこまで化粧をしたり、加工をするのか」と聞かれた女の子たちの多くが、モテたいからではなく「自分らしくあるため」と答えています。

盛りは、決まった型を共有したうえで、その中に自分だけの差をつくる自己表現です。しかもこの世界は民主的で、高いブランドや生まれつきの顔で勝負するのではなく、ドラッグストアや百均で誰でも買えるもので勝負します。だから、工夫と手間をかけた人が評価されます。

娘さんは、努力が正当に評価される場所を、自分で見つけて確保している。私たちはそう見ています。

おうちの方が、すでにご存じのこと

  • 支度に時間をかける結果が出るまで、手間をかけ続けられる
  • コスメを買いに行ける外に出られる。店員との短いやり取りもできている
  • 崩れることを気にする一日の自分の状態を、自分で管理しようとしている
  • 「ビジュが悪いから行きたくない」と言う行けない理由を、本人が言葉にできている

学校で評価されなくなったあとも、評価される場所をひとつ持ち続けている。ここが手がかりです。理由が言えないまま動けない状態より、ずっと打つ手があります。

前髪が決まらないと、一日が終わる

大げさな話ではありません。実際に起きているのは、この連鎖です。

  • 前髪がうまくいかない
  • うざい
  • イライラする
  • もういいや
  • 全部やる気がなくなった

最初の一つで、その日の残りが全部決まってしまう。手を打てるのは、この連鎖のどこかを切るところです。私たちがやっているのは、最初の一つが起きにくくすることと、起きた日に戻し方を持っていることの二つです。

「そんなことで」と言ってしまうと、この連鎖は見えなくなります。だからこのページでは、前髪の話を前髪の話として書いています。

学校では出せない。それだけのことです

爪、まつげ、スカート、アイロン。学校で制限されているものが、そのまま本人の中心にあります。中心を全部置いてこないと入れない場所に、毎日行きたくならないのは自然なことです。

学校の外に自分たちの場所をつくるのは、ギャルがずっとやってきたことでもあります。学校が合わなかった子たちが外に集まり、そこで人との関わり方を覚えてきた歴史があります。社会学の分野では、そうした場所が学校に代わる場として機能してきたことが研究されています。

ただ、当時のそれは大人がいない場所でもありました。ステップがやろうとしているのは、同じ働きを、大人がいる形で用意することです。在籍したまま利用していただけます。

「好きなことを、やらせているだけでは?」

外から見れば、遊んでいるように見える時間が多くあります。前提として、盛ることには工夫する力が要ります。型をそのまま真似るだけでは仲間内で評価されないので、自分なりの差をつくる必要がある。私たちがやっているのは、その力の使い先を、少しずつ外に広げることです。

  • メイクと前髪の手数を増やすうまくいかない日に、別のやり方に切り替えて立て直せるようになる。自分の機嫌を自分で戻す練習です。崩れた日でも外に出られる日が出てきます。
  • ネイルをやる手元に集中する1時間と、その日のうちに残る結果。小さくても、完了したことが積まれていきます。
  • 好きなものの話をする遮られず、否定もされずに話しきる経験です。「どうせ分かってもらえない」と感じてきた人にとって、まずここが起点になります。
  • 誰かに見せる盛りは、見せる相手がいて成立する文化です。見せる、感想が返ってくる。そのやり取りが、家の外に一つ増えます。
  • 買いに行く色を試させてもらう、サイズを聞く、レジで少し話す。知らない人との短いやり取りが、何度も発生します。練習のための練習ではなく、実地です。
  • 生活のリズムを整える肌と髪の状態は、睡眠にそのまま出ます。「肌のために」と言うほうが、「早く寝なさい」より届きます。

実際に力がつくのは、外に出た回数の分だけです。楽しいから続く、続くから回数が増える。この順番でしか進みません。だから、楽しいことを先に置いています。

ただ、正直に申し上げます。「学校に戻ります」というお約束はできません。まず行くのが嫌ではない場所が一つできるところから始まります。

なぜ、スタッフと1対1なのか

集団に入れば、また比較が起きます。見た目の話は特にそうです。それを何度も経験してきた人にとって、グループは楽しい場になりません。まず、比べなくていい相手を一人つくる。順番はそちらが先です。

この分野は、やったことがその日のうちに形になって残ります。うまく塗れた爪、決まった前髪。長いこと何も達成していない感覚が続いている状態には、これがいちばん効きます。

いきなり外には出ません。順番があります
  1. まず、安心できる場所にする教室で、スタッフと過ごすところから。来て、座って、帰るだけの日があっても大丈夫です。
  2. エネルギーが戻ってくる好きなことをやっている時間は、消耗ではなく充電になります。ここを飛ばすと、たいてい戻ります。
  3. スタッフ以外の人と、短いやり取りが生まれる店員さん、他のスタッフ、同じ教室にいる生徒。一言か二言から始まります。
  4. 外の世界へ行ってみたかった店、イベント。行き先はご本人が決めます。
進み方には個人差があり、行ったり戻ったりしながら進みます。「◯ヶ月でここまで」というお約束はできません。前の段階に戻ることも、失敗ではなく通常の経過として扱います。
ご利用までの流れ
  1. お申し込みお問い合わせフォームから。ご本人の同意がなくても、まずは保護者の方だけでご相談いただけます。
  2. 保護者面談(初回・無料)ご本人の様子、好きなもの、これまでの経過をうかがいます。2時間程度です。基本は保護者の方だけで行います。ご本人が強く希望される場合は、同席いただいても大丈夫です。
  3. 今後について続けるかどうかは、面談のあとで決めていただけます。その場でお返事いただく必要はありません。
  4. ご本人との初回面談ここから支援が始まります。この回が1回目です。スタッフと1対1で、1.5時間程度。
初回の保護者面談
無料・2時間程度
1回あたりの時間
1.5時間程度
場所
岡山市北区下石井2-8-6 三木第一ビル2F
岡山駅から徒歩15分(杜の街グレースのすぐ近く)
対象
年齢は問いません。ギャルマインドがあれば大丈夫です
担当
女性スタッフ1名
よくあるご質問

本人が乗り気ではありません。連れて行っていいものでしょうか。

無理に連れてこられた回は、たいてい続きません。まずは保護者の方だけでご相談ください。そのうえで、ご本人にどう伝えるかを一緒に考えます。

メイクを覚えることが、学校復帰につながるのでしょうか。

直接はつながりません。順番として、まず外に出る回数が増えること、話せる相手が増えることが先です。進路については、エネルギーが戻ってきた段階で改めてご相談します。

むしろ、外見にこだわる傾向が強くなりませんか。

こだわりを弱めることは目標にしていません。いま起きているのは、うまくいかない日にそこから一日が崩れてしまうことのほうです。やり方の手数が増えると、崩れる回数が減り、崩れた日も戻せるようになります。結果として、そこに支配される時間は短くなります。

私も昔ギャルでした。だから余計に心配です。

同じ時期に同じことをやっていたので、この先の展開が想像できて怖い、というご相談があります。当時と違うのは、ここが学校の外の集まりではなく、大人がいる支援の場だという点です。スタッフがつき、記録が残り、保護者の方と共有します。そのうえで、当時ご自身が何に助けられたかは、支援の設計に使わせてください。いちばん参考になります。

ダイエットの話をさせて大丈夫でしょうか。

話題として扱います。体重の目標を立てさせたり、食事を制限させたりはしません。実際には「何を試して、何が続かなかったか」を話す時間になることが多いです。体重や食べることで心配な状態が続いている場合は、医療機関へのご相談をおすすめしています。

コスメ代がかさんでいます。ここに通うと、さらに増えませんか。

新しく買うことを前提にしていません。持っているものを持ってきてもらい、使い方を見直すところから始めます。買い物に同行する場合の行き先や費用の分担は、ご家庭の考え方に合わせて、その都度ご相談して決めます。

外出に同行するのは、男性スタッフでしょうか。

この支援は女性スタッフ1名が担当します。メイクやファッションの話が実際に通じる相手であることを条件にしているためです。

学校を辞めることになりませんか。

在籍したまま利用していただけます。学校を辞めることをおすすめする支援ではありません。学校の外に、居られる場所をもうひとつ持つという位置づけです。

SNSのアカウントを見せるように言われますか。

こちらから見せてほしいとお願いすることはありません。ご本人が見せたいときだけで大丈夫です。

理事長より
原昌広 理事長

私の担当生徒で、「学校が楽しくないから行かない」と言った生徒が以前いました。先生や大人から、「わがまま」や「さぼっている」と見られていました。

でも、詳しく話を聞くと「頑張り方が私に合っていなくて、頑張りたいと思えない」と、ご本人は困って不登校になっていました。

その子なりの頑張り方を優先できるように支援をしていくと、一気に活動的になっていき、自分でイベントを企画するようになりました。

このギャルによるギャルの支援は、そんな考え方の支援です。

NPO法人ステップ 理事長 原 昌広

ここから先は本人へ

ここは、直しに
来る場所じゃないです。

後半はおうちの人に向けて書きました。でも、あなたも読んでいるので、ここだけあなたに書きます。

最初は、メイクの話か、服の話だけで終わります。それでいいです。

やってることを、ちゃんと見る人がいる場所です。

来るには、おうちの人から連絡してもらう必要があります。先におうちの人だけで話をして、そのあとに会います。あなたが最初から出ていく必要はないです。