起立性調節障害かも
朝、どうしても起きられないとき
朝はどうしても起きられず、午後になると少し元気になる——こうした一日の波の背景に、起立性調節障害(OD)が隠れていることがあります。自律神経の調整がうまくいかず、立ちくらみ・頭痛・強い倦怠感をともなうこともあり、決して「怠け」や「気のもちよう」ではありません。中学生・高校生の不登校で見られやすい状態のひとつです。何科で相談すればいいのか(小児科・思春期外来・循環器内科など)、受診の前に家庭でできること、診断がついたあとの学校との付き合い方まで、いまのお子さんの様子に合わせていっしょに整理します。
発達障害 × 不登校
発達障害があって不登校になったとき
ASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如・多動症)などの診断や疑いがあるお子さんが不登校になると、もともとの特性と不登校とが重なり合い、どこに何を相談すればいいのか、ますます見えにくくなりがちです。感覚の過敏さ、こだわり、集中の難しさ、人づきあいでの疲れやすさなど、背景は一人ひとり違います。診断の有無にかかわらず、医療(児童精神科・思春期外来など)と福祉(相談支援・通所サービスなど)のどちらを、どの順番で頼ればいいのかを、ご家庭のペースでいっしょに整理します。
予約が取れない
児童精神科・思春期外来の予約が取れないとき
児童精神科や思春期外来など「子どものこころ」の専門外来は、初診の予約が数か月待ちになることも珍しくありません。「受診したいのに、前に進めない」と感じている保護者の方はとても多くいらっしゃいます。予約の取りやすい医療機関の探し方、初診までの待ち時間に使える相談先や制度、その間に家庭でできる関わり方をお伝えし、「ただ待つだけの時間」にならないようサポートします。
本人が動けない
本人が病院・支援に行きたがらないとき
「受診させたいのに、本人が行こうとしない」「支援者が訪問しても、本人が会おうとしない」——中高生の不登校では、本人が動けない・動こうとしないことが、いちばん大きな壁になりがちです。無理に連れ出すのではなく、いま受けている支援が本人に合っているかの見直しや、本人が少しずつ受け入れやすくなる関わり方を、保護者の側からいっしょに考えます。お子さん本人が乗り気でなくても、保護者だけのご相談で大丈夫です。