不登校を風邪に例えると
不登校って、何か、分かりにくいですよね。
ある日突然始まって、どんどん悪化していく感じ。無理しても悪化するし、休んでも悪化することもある。風邪みたいだな、と思います。ということで、不登校を風邪に例えてみます。
結論から言うと、不登校は発熱です。
不登校は、今までの溜まったストレスが限界突破して、心が「これ以上は危険!うつ病になっちゃう!だから止まってくれ!動かないで!」となっている状態です。
風邪の症状で、「風邪だから止まってくれ!動かないで!」と表現する役割は、発熱ですよね。
不登校も同じ役割です。
発熱は、
①ウィルスが身体の中で増殖して、
②身体がこれ以上は通常の免疫機能では対応できない時に、
→→白血球などの免疫機能にブーストをかけるため、緊急事態として発熱します。
つまり、「これ以上ウィルスが増殖すると、もっとやばい病気になるから、止まって!」となっている状態です。
不登校と発熱が共通するのは”もっとやばい病気になってしまうから止まって!”というポイントです。
不登校は、日常のことを優先している場合ではなく、直近で迫っている病気に対する防衛反応が出ている状態なのです。
(↓余談)
風邪の他の要素については、
・ウィルス:不登校は風邪の原因ではありません。
・鼻水:不登校は原因のウィルスを排除しようとする反応でもありません。
・倦怠感:不登校は、エネルギー不足状態というわけではないです。違います。
・頭痛:不登校は、「風邪をひきました」というサインのような第一段階のお知らせとも違うので、これは近いですが違います。
※(前提)このページでいう「不登校」は週2回以上休んいる状態を指します。段階別不登校で表現すると初期の状態を指しています。