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通信制高校に入ったのに、また行けなくなった…?それ、よくあるんです

通信制高校へ提出するレポートの山を前に途方にくれる少年

「やっぱりな…」と感じる保護者の方へ

中学で不登校だった息子さん。通信制高校に進学して、「これでひと安心」と思っていたら、また登校できなくなってしまった——。

「高校入学前に、もっと準備させておけばよかった…」「本人がやるって言ったのに…」

そう感じておられる保護者の方、多いです。
でも、実はこのケース、よくあるんです。

通信制高校の“現実”とは?

通信制高校は、自分のペースで学べる反面、「自分で動かないと進まない」環境です。

1学期のうちにレポートを出さないと単位が取れないのに、本人は落ち込みモードで何もできず、ただ時間が過ぎていく…。
焦って尋ねても「行くつもり」と答えるだけ。でも、実際には動けない。
そんな状況が続くと、家族はついイライラしてしまいます。

「お金のプレッシャー」も保護者を追い詰める

公立高校と違って、通信制高校やサポート校には月2〜7万円の費用がかかることが多いです。
高校の無償化制度が一部適用されるとはいえ、サポート校の部分には使えないケースもあります。

「毎月何万円も払ってるのに、家でゲームばかり…」
そう感じるのは当然です。だからこそ、“ただ見守る”って、本当に難しいんですよね。

ステップでは、ここに手を差し伸べます

レポート合宿でスタッフと一緒にレポート作成をする少年

ステップでは、まずレポートを出せるようにするところから始めます。

  • 他の生徒と一緒にレポートをやる時間をつくる
  • わからないところはスタッフが横に座って教える
  • 一緒に頑張ったらちょっとしたご褒美タイム
  • どうしても終わらない時は、締め切り直前に「レポート合宿」

こうした“伴走支援”で、最初の一歩を一緒に踏み出します

本質的な「しんどさ」にも向き合います

もちろん、それだけでは根本解決にはなりません。

  • なぜ学校がしんどいのか?
  • 誰とも話せないのか?授業が難しすぎるのか?
  • 学校と連携し、配慮を求める必要があるのか?

こうした背景をひとつずつ探り、対応していきます。

実は、中学からの準備がカギになることも

ステップでは、中学時代から関わっていた生徒の多くが、通信制高校で落ち込まずにスタートを切れています。

理由はシンプル。
自己肯定感やソーシャルスキルが育っているからです。

「できること」「苦手なこと」を具体的に把握し、「自分はこれで大丈夫」と思えている
だから、周囲のペースにのまれず、自分の立ち位置を持てるんです。

通信制高校では、こうした“準備”があるお子さんの方が、圧倒的に安定します。

むしろ、ここからが本当のスタート

「通信制高校に入ったのにまた行けない…」
そんな時、「失敗した」と感じる必要はありません。
むしろ、ここからが本当のスタート

ステップは、保護者の方の「困った」に寄り添いながら、着実な“次の一手”をご提案します。
どうぞ、ひとりで抱え込まず、気軽にご相談くださいね。