Opportunity to rebuild life

Road to recovery from school refusal

Road to recovery from school refusal

小学校5年生男子のケース

以前の生徒で、不登校になって1年経った小5男子がいました。

人に配慮しすぎて自己主張しないから、しゃべるのが苦手で、友達を作ることができない状態でした。
孤立からくる不安が、母子分離不安(お母さんから離れるのが怖い。離れたくない。という状態)として現れていました。

対策は分かりますか?
簡単ですよね。自己主張する練習をして、トーク力を鍛えれば良いだけです。
すぐに学校で友達ができ、回復していきました。

原因が分かると、こんなにも簡単なのです。

でも、この生徒は半年以上の間、お母さんとの関係が不安なんだろう、と改善する対策を取られてきました。
本人の母子分離不安だけを見ると、その対策になります。

原因は、分からないと対策のしようがありません。

高校3年生男子のケース

以前の生徒のケースで、身体に強いアレルギー症状が出ていて、大学病院でも原因がわからず、心理的な問題だと思われていた子がいました。

不登校になって、2年間苦しんでいました。ゲーム依存だとも思われていました。

この生徒にカウンセリングなどのありとあらゆる手を打ちました。一時的に回復するものの、すぐに状態が戻ってしまいます。

心理的な病気ではないと断定し、再度検査を受けてもらいました。

3か月後、紫外線アレルギーだと分かりました。

原因が分かると簡単です。
部屋を遮光カーテンにし、UVカットのサングラスをかけて生活するようにしました。

皮膚炎の跡が残りましたが、アレルギー反応が無くなり、身体のしんどさが無くなりました。それで日常生活を送れるようになりました。

その後、受験対策を始めました。女子大生(と私)が家庭教師として担当することで、楽しそうに無限に勉強するようになりました。

無事に大学に進学して、ステップを卒業しました。

原因特定は、大事です。