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2025.02.14

お知らせ

初心を思い出す日

おはようございます。
NPO法人ステップの原です。

今日は、倉敷市保健所さんで、公的・民間機関の連携会議です。

隣が、葦高(あしたか)小学校で、私が小3の頃に不登校になった場所です。
そこのベンチでブログを書いています。

今の教育についてお聞きする度に、昔よりも「良い学校だ」と思います。
校内暴力は無いし、体罰も無い。怒鳴っている先生も少ないし、、、と、昔より良いところが複数あります。

でも不登校が昔より多いんですよね。
つまり、学校の良さと不登校の多さは比例しないんだと思います。

ということは、昔よりも、「生徒一人一人にとっては、ストレスが限界突破する可能性の高い養育環境だ」ということになります。

ここ32年間で、時代の何が変わったのか、考えたいと思います。

パッと思いつくのは、以下です。

  • 教員評価制度ができ、先生が、誰かが決めた評価項目に影響されるようになった。
  • 先生が全体的に高齢化した。
  • 父親が家にいる時間が増えた。
  • 母親が家にいる時間が減った。
  • しんどい状況では、離婚しやすくなった。
  • 健康志向が高くなった
  • (昔より)社会保障が充実した。
  • 教育では一人一台端末がスタート
  • 実際は一人、2-3台の端末を持っている。(情報化社会が進展)
  • ブーカ(VUCA)の時代がきて、予測困難になっている。
  • 社会人になるより、自己実現が大事になっている。
  • リスクを取れない社会になりつつある。

色々と思いつきましたが、不登校が社会的に増えている要因は色々とありますね。

個人的な考えでは、
●一部の小学校の教育目標が、前倒しになった。(3年生くらいでやっていたことが、1年生でやるようになった)
という項目の影響が大きいと思います。

以前に比べ、「学校に慣れる」ための期間が短縮されました。
それが、友達ができにくいことに影響しているのではないかと考えます。

ではでは。