こんにちは。NPO法人ステップの原です。
最近娘に、「自己肯定感の本って会社にある?読みたいんだけど」という、ザワザワすることを言われました。
ということで、
今日は、自己肯定感の話です。
「うちの子、自信がなくて…」という相談は、本当に多いです。
※この内容は、ちょっとお母さんにはきついかもしれないので、心を閉じてお読みくださいm(_ _)m
不登校は、自信を奪っていく
不登校の状態が続くと、お子さんの中で「自分はダメだ」という気持ちが大きくなっていきます。
- みんなは学校に行けているのに、自分は行けない。
- 勉強も遅れた。
- 友達との関係も途切れた。
- 親に心配をかけている。
こうした思いが積み重なると、自信も意欲も、どんどん失われていく。
外から見ると「怠けている」「やる気がない」ように見えることもありますが、内側では自分を責め続けていることが多いんです。

成功体験は、自己肯定感にはつながりにくい
自己肯定感を上げるために「成功体験を積ませましょう」「小さなことでも褒めましょう」と言われることがあります。
これ、実はあまりうまくいかないんです。
タイプによっては、
「こんな小さなことでも褒めないといけないダメなやつだと思われている」
「福祉のように、支援される側になってしまった」
と思ってしまい、自己肯定感が逆に下がってしまいます。
実は・・・
自己肯定感につながるのは、成功体験よりも、失敗からリカバリーした体験です。
なぜかというと、
自己肯定感の中身は「自分はすごい」ではないからです。
「自分はダメでも大丈夫。」
これが、自己肯定感の本当の中身です。

うまくいったから自信がつくのではなくて、
失敗しても「なんとかなった」「立て直せた」という経験が、
「ダメな自分でもやっていける」という感覚を育てる。
だから、失敗を避けさせることよりも、
失敗したあとに一緒に立て直すことのほうが、ずっと大事なんです。
小さな「自分で決めた」の積み重ね
自己肯定感を回復させるとき、もう一つ大事なことがあります。
これまでのケースを振り返ると、「自分で決めた」という実感が鍵になっていると感じます。
「親に言われたからやった」「先生に勧められたから行った」だと、うまくいっても「やらされた」感が残りますよね。
失敗すると「言われたからやったのに」と、人のせいにしたくもなる。
一方、「自分で決めてやった」ことは、小さなことでも自信になります。
今日のお昼ごはんを自分で選んだ。
外食に行かないと言えた。
チロルチョコの種類を時間をかけて選べた。

▲決断を早くできるようにするためにカードワークで対策している写真
「そんなことで?」と思うかもしれませんが、
こうした小さな「自分で決める」の積み重ねが、
その後、自己肯定感の土台になるんです。
ステップでは
ステップでも、お子さんが「自分で決める」機会を意識的に作っています。
「次はこれをやりましょう」と一方的に決めるのではなく、「どうしたい?」「何ができそう?」と問いかけながら、本人の意思で動くことを大切にしています。
本人の気持ちや意思だけで決め、良いも悪いも本人が結果の責任を取る。
→それをリカバリーするかどうかも本人が決め、どうにかする。
その経験が、「イマイチな自分だけどなんとかやっていけそう」と思え、、
自己肯定感を上げてくれます。
時間はかかります。
でも、自分で決めて、自分で動いた経験が増えてくると、子どもたちの表情は変わっていきます。
めっちゃ楽しいですよ👍
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