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林 祥平 スタッフ紹介

スタッフ紹介 不登校 ひきこもり 支援

林 祥平

岡山市出身
平成3年生まれ

専門性:就労支援、キャリア教育、一人暮らし支援、ソーシャルスキルトレーニング、保護者支援、親子関係改善、ひきこもり支援、ゲームを活用した支援、コミュニケーション指導、絶対/相対の支援、発達支援、親子関係を修復せずに回復させる技術

不登校支援歴 8年(令和6年4月時点)

役職 マネージャー

コメント:よろしくお願いします。

1.経歴

アルバイト就労
就労・ひきこもり支援の訪問支援員
東京で就労
特定非営利活動法人ステップで不登校支援員

2.不登校支援をしている個人的な物語

父子家庭で育ちました。
父の教育方針は厳しく、時には暴力もありました。
サッカーが得意で、キーパーをやっていました。

様々なアルバイトをして収入を得て、あまり父と関わらずに生きていくようになりました。
高校は通信制高校に通いました。

16才の頃から、父がひきこもり支援団体を運営していたので、そこを手伝うようになりました。
同年代のひきこもりの利用者と関わり、一緒に遊ぶようになりました。

父からの紹介で、原さん(現ステップの理事長)と働くようになりました。
ゲーム(FPS)の大会で日本で2位になったこともあり、上手だったので、ゲームを活かした不登校支援を担当するようになりました。
当時は寮での支援をしていたので、寮の管理なども担当しました。

その後、都会で働いてみたかったので、東京に転居し、様々な職業を経験しました。
数年後に岡山に戻ってきました。再度、父のひきこもり支援団体と、ステップで仕事をするようになりました。

親子関係が不安定な生徒が、自立を目指し、葛藤する姿を支援することは、自分自身が試行錯誤した道そのものを教えることです。その自立への過程を、より安定的に効率よく支援できた時、うれしいく感じます。

3.担当する生徒

ベテランスタッフなので、全般の生徒が担当できます。
中でも得意なのは、”自分で考えないタイプ”や”ゲームを頑張っているタイプ”です。

生徒に「どのように自らを捉え、人生の攻略を考えればよいか」を教えます。
他人の評価基準で選ばれるようになるのではなく、自分の考えを元に、自ら選ぶ生き方教えます。

まずは一緒に遊び、行動し、そこから生徒が感じ、学ばせるスタイルです。上手に誉めるので、生徒がうれしくて自分で考えるようになっていきます。担当する生徒の「できた!」と言う目がどんどん輝きだします。

4.担当した生徒さんと保護者様の感想

高3男子生徒の保護者様(支援期間:中2.3学期~高1.1学期、高2.3学期~より

中学校の時に、家に引きこもっていたことを考えると、普通に高校に行けていることが夢のようです。しかし、本人の特性はやはり強くあるので、将来どのよう進んでいけば良いのかは不安を持っている。ステップの外からの目があることは、親にとって見られていると感じるので、頑張らなければと思うきっかけになったと思う。本人は過去の記憶を鮮明に覚えているようで、記憶を消すことは難しいが、現在も本人との関係を少しずつでも修正していきたいと思っている。高校に入学してステップに行かなくなってからも、何かあったらステップに相談すればいいと思う気持ちがあり、支援を行っていない時期も心強かった。結局高校2年になって欠席が増えてきたので支援を再開していただき、本人にとっても親にとってもステップで心を支えていただいていると感じる。

高3男子の生徒さんのご感想(支援期間:中2~高1)より
(いただいた感想をステップで時系列に編集しました)

林さんには、大変お世話なりました。

中学で不登校になり、両親との関係も会話する気になれなくて悪くなり、どうしたら良いか分からず、部屋にひきこもっていた時に、林さんが来てくれました。

最初は変わった人が来たと思いましたが、話してみると楽しく、良い人だとすぐにわかり、しゃべることができました。久しぶりに人と話して笑いました。

そこから、毎週林さんが来るのが楽しみでした。一緒にゲームをしながら学校や家族の話をしたりしました。ゲームセンターに行ったり食事に行ったりもしました。

なんとなく学校に行く気になってきたので、高校に進学するために勉強をするようになりました。塾に通い始め、高校受験をしました。

今では友達もいて、高校に楽しく通えています。ありがとうございました。また一緒にゲームしましょう。