Road to escape from school refusal

Support program

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不登校から社会復帰までの間に、様々な経験をして、

社会に向けて推進する力を得る。必要で大事な事だと思います。

でも、ステップでは、それだけでは不足だと考えるようになりました。

不登校から社会復帰までの間に、

様々な経験をして、

社会に向けて推進する力を得る。

必要で大事な事だと思います。

でも、ステップでは、それだけでは

不足だと考えるようになりました。

創業当初、社会復帰後に大学に進学するから、それで安定して成長すると思っていました。創業者自身がそうだったように、全員がそうなると思い込んでいたのです。
確かにしっかりと回復した生徒たちは大学生活を楽しそうに過ごし、勉強も一般的な大学生に比べて、意欲的に楽しんで学んでいるようです。しかし、卒業生の半分くらいは、安定した生活を楽しんでいるだけで、人生を楽しんでいる感じではなかったのです。それは、ステップの考える「理想の卒業生の姿」とは大きく違う感覚でした。

社会復帰した段階では、楽しく平和に人生を生きることができるだけです。もちろん、それが難しく、それが大事なのですが、本当は、安定した上で、より自己実現して社会に影響を与え、より楽しい人生を送って欲しいのです。不登校支援者として、越権行為であり、エゴだと自覚はしているのですが、教育者として生徒の将来を最高な状態にしたいのです。例えば、不登校から脱出後、10年経った頃に、良い人生を歩んでいる!と自慢できる姿になって欲しいのです。不登校を経験したから、より良い人生になった!と。

今までの卒業生たちの中には、釣りをし過ぎていて日本古来種の川魚の保護の研究者になった准教授や、お金の力で友達を作っていたので社員旅行のために利益を出しまくっている経営者がいたりします。彼らは、自分の好き・適性・能力を最大限活かし、自己実現しています。

社会復帰して安定して楽しくなるだけでは、その後自己実現できるかどうかは、偶然の要素がかなり影響します。良い学びを大学でできるかどうか、良い師匠に出会えるかどうか、育ててもらえる会社に入れるかどうか等が影響して、本人の人生がより自己実現できるかどうかが決まります。

自己実現できるかどうかの確率を上げる方法が一つだけあります。
自己実現に必要な考え方と能力を上げることです。
考え方と能力があれば、自分に必要な情報や環境をたぐり寄せることができます。
例えば、自分が何をしたいかの思いを整理して明確に説明できれば、それを聞いた大人は、知人の中で誰を紹介すればいいか分かります。また、世の中の情報にすべてバイアスがかかっている事を知っていれば、変な情報に騙される確率は大きく下がります。
考え方と能力があることで、より自己実現できる確率は大幅に上がります。

何よりも、回復しただけでなく、不登校になったからより良い人生になった!と言ってほしいのです。