どうも!
NPO法人ステップの原です。

スタッフから新聞記事が送られてきました。
最近話題の介護休業について、思うことがあるので、ご説明します。
不登校になったら介護休業 について
最近、不登校になったら、介護休業という選択肢があります。
とニュースでよくお見掛けします。
↓例えばこれ。
https://share.google/GGgZKzUbuBgoGQrbg
(朝日新聞の記事です。)
「不登校になったら、休業して、子育てに集中する選択肢がある」というメッセージです。
確かに、不登校になったら、お母さんが介護休業をとってくださることで、「本人に使える時間が増えて良い」と思えます。
実際に、その効果もあると思いますので、ぜひ、介護休業を試してみられるのを、おすすめします。
不登校になって介護休業を取ることに、懸念もあります。
ここからは、介護休業の取得に反対意見ではなく、ステップの考え方と合わない点を、一応書きます。
考えるヒントになると幸いです。
①不登校はお母さんが全責任を持つのは違うと思う。
まず、不登校になったとき、お母さんが一番罪悪感を持ちます。
でも、多くの場合、一番まずい対応をしていたのは、お母さんではありません。
そもそも、子の食事を提供し、洗った服を用意し、同じ家に住んでいるだけで、親として100点です。
「この子に合わない子育てをしてしまった」というのは、振り返って言えることです。
その別のパラレルワールドがあれば、その世界では、その子は、天才発明家になっていたかもしれません。
不登校になったのは運の要素も大きいです。
不登校当事者だから言えますが、そもそも不登校になったのは、本人の責任も大きいです。
そんな時に、不登校の全責任をお母さんが負う必要は全くありません。
②お母さんの仕事や、キャリアを犠牲にして、職場に迷惑をかけてまで対応するのはちょっと違う気がする。
介護休業は、職場に迷惑がかかっても、キャリアに影響がないような制度であることが前提なのは、理解しています
でも、実質そうではない職場は存在します。
そんなにお母さんの時間をかける必要はない。
適切な不登校の対策をするために、必要な時間は、週に30分です。
長くても2時間くらいです。
それ以上かかっている場合は、95%の確率で、やり方が間違っています。
(残りの5%は、特殊な例です。)
一方で、自己犠牲を伴う対応をすることで、子が愛情を感じることは確かです。
でも、ずっとじゃないて良いです。
お母さんが楽しみにしていたハーゲンダッツを、一口あげるだけでも、同じくらいの愛情を注ぐことができます。

③中学生、高校生では、休業しても効果は薄いことも多い。
休業して、はっきりと効果が出るのは、「幼少期の心理的課題」が原因で不登校になっている場合です。
小学校低学年からしんどかった不登校(または、しんどさいまま、中学生、高校生になって不登校になった)の場合、お母さんとの関係が安定することで、回復に向かうケースは多いです。
(私の2回目の不登校もそうでしたが)
思春期の課題で不登校になっているケースの場合、
ご両親が休業して、関わりを増やすと、悪化する場合があります。
これは、思春期課題(親や世間の価値観を、否定することで、自我を再形成しようとするアイデンティティ獲得)をしているので、思春期課題がクリアできず、こじれるからです。
思春期のまっただ中、不登校になって、
(例えば)「先月友達と喧嘩したり、宿題やらなかったせいで、クラスの居心地が悪くなったからだな。」などと考えている時に、
普段は仕事であまり家にいないお母さんが全肯定な笑顔で家に毎日いるようになった。
と想像して下さい。
私は嫌です。
お母さんが優しいことが「あなたは、自分の人生を、自分では解決できない子どもだよ」と言われている気がしていたからです。
ぜひ、不登校専門の支援者や、カウンセラーの力を借りてください。
他の方法があります。
その方法は、不登校専門の支援者やカウンセラーの力を借りてください。
不登校の経験が豊富なカウンセラー、は、どう回復させるか、説明することができます。
その説明に、いいねっ👍と思えたら、やってみてください。
進み始めたら、とても良い回復の流れに入ります。
ぜひ、休業する前に、不登校支援の専門家に話を聞きに行ってください。m(_ _)m
NPO法人ステップ 原

—-蛇足————
NPO法人ステップでは、
本人の人生がより良くなることを目標に、不登校支援をしています。
不登校がしんどい日常の結果であるように、学校復帰は楽しい日常の結果です。
本人が、安定したのち、
人生をより良く生きられるように、対策やトレーニングをすることで、
本人の日常が楽しくなります。
社会復帰は、その一連の流れの中で、結果として起こります。
参考になれば幸いです。m(_ _)m
